【 AL3886FMC : 概要と詳細へのリンク 】
アリス 「AL3886FMCは全体像がわかりずらくなってしまったので、かいつまんで概要を記します。」
(リンク)
妄想開発日誌 試作日誌
試作日誌2(完成写真) キット基板頒布や製作のご依頼、試聴機について
AL3886FMC
オーディオビルダーの作業場 (製作マニュアルや使い方のヒントなども)
チューニストの部屋(指令
: B&W 802Diamondを鳴らせ!)
(AL3886FMCの安全設計について) ついてて良かった!保安回路に救われたおはなし。
(開発と実験のテーマ)
・LM3886を使用した最高峰の単発IC・SEPPアンプを目指す。
・BTLやパラアンプよりも音質に有利なSEPPアンプとは?
・LM3886を強力な電源回路で駆動したらどうなるのか?
・スピーカーの駆動電流をセンシングして制御したらどうなるのか?
・スピーカにあわせたセッティング変更が容易な回路構造とはどんなものか?
・左右シンメトリカルにケース実装可能な基板アートワーク
・高音質なグランドパターン
・キット基板での頒布を目指す。
・設計したアンプに最適なトランスの仕様とは?
・リスキーな実験やシステムの不具合による破損から高価なスピーカーを守るための安全設計とは?
・今後、製作予定のOPAL(ディスクリートオペアンプ)を入力バッファーに搭載可能にする。
(特徴をまとめると)
超絶電源強化高音質単発IC・SEPPアンプ。
13基のレギュレーターを投入した至れり尽くせりの環境で、たったひとつのLM3886を鳴らします。
わたしはBTLやパラアンプよりもSEPPのほうが音が良いのではないかと考えていますので、
最高峰の単発IC・SEPPアンプを目指して製作をしました。
アンプICには高音質で定評のあるLM3886を採用しました。
独創的かつ極めて強力な電源システムを搭載しておりLM3886の潜在能力を最後の一滴まで絞り出そうという魂胆です。
また、スピーカーのインピーダンス特性を検知しドライブ電流を直接制御する(一種のインピーダンスアナライザーである)
カレントセンシングフィードバック:CSFというユニークな制御技術を搭載しており未知の音世界の開拓を可能にしています。
CSFは、通常のアンプの制御方法であるNFBと作動比率を簡単に調整可能なので、
スピーカーシステムにあわせた最適なカスタムチューンが可能です。
各種保安回路も搭載しているので音質向上のためにシステムに自作の実験的器材を投入する際にも
スピーカーを破損から保護する安全性を高めることができます。
入出力DC直結のDCアンプ(カップリングコンデンサー不使用)、DCサーボのON/OFF可能
BTLやパラアンプよりも、SEPPの繊細でしっかりとピントの合った音のほうが好きだという人には唯一無二のアンプとなることでしょう。
(基本的な注意事項)
キット基板については、完成に必要な各種パーツ等は製作者がご自身で用意する必要があります。
この基板は回路構成が複雑な為、組立てミスや実験時の事故などで不具合が発生した場合には
トラブルシューティングやリカバリーが極めて困難です。
また、これまでの経験から組み立て不備(部品の取り付けミス、はんだ付けのミスなど)に起因するもの、
ほか、不具合のデバッグなどについては一切ノーサポートになります。
複雑な回路なので組み立てミスがあるとトラブルシューティングは設計者であっても大変困難です。
慎重に、ミスの全くない完璧な製作をする必要があります。
ひとたび完成してしまえばそう簡単に壊れたりはしないので、ゆっくり確実に製作してください。